フォークとは?
フォーク・ミュージック(Folk Music)は、英語の「Folk(人々、民衆)」が語源で、もともとは各地で古くから歌い継がれてきた「民謡」や「伝承歌」を指す言葉です。
1950年代から60年代にかけて、アメリカを中心にこれらの伝統的なスタイルを現代的な感性で歌う「フォーク・リバイバル」が起こり、現代のポピュラー音楽としてのフォークが確立されました。
3つの大きな特徴
フォーク・ミュージックを形作る主な要素は以下の通りです。
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アコースティックな楽器: アコースティックギター、ハーモニカ、バンジョー、バイオリン(フィドル)などの生楽器による演奏が基本です。
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歌詞のメッセージ性: 日常の生活、愛、労働、あるいは社会への風刺や平和への願いといった「物語」や「思想」を伝えることが重視されます。
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シンプルで親しみやすい: 複雑なテクニックよりも、誰でも口ずさめるようなメロディとコード進行で構成され、聴き手との距離が近いのが特徴です。
ジャンルの変遷
| 種類 | 特徴 |
| トラディショナル・フォーク | 土地に根付いた無名の作者による伝承歌や民謡。 |
| モダン・フォーク | 60年代に確立されたスタイル。ボブ・ディランなどが代表。 |
| フォーク・ロック | アコースティック楽器にエレキギターなどを加え、ロックと融合させた形。 |
| 日本のフォーク(J-Folk) | 70年代を中心に、「四畳半フォーク」や「ニューミュージック」へと発展。吉田拓郎・井上陽水が代表。 |
近年では、アコースティックな響きを大切にするアーティストを「インディー・フォーク」や「シンガーソングライター系」と呼ぶことも多く、形を変えて愛され続けています。
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