「ニューミュージック」は、1970年代半ばから1980年代にかけて日本の音楽シーンの主流となったジャンルです。
それまでの「フォークソング」や「歌謡曲」の枠組みを壊し、より洗練された都会的なサウンドとなり、個人の内面を歌う新しいスタイルが確立されました。
フォークから「都会的なポップス」への進化
ニューミュージックの最大のルーツはフォークソングにありますが、その性質は大きく異なります。
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脱・政治: 1960年代のフォークが政治的なメッセージや社会への不満を歌っていたのに対し、ニューミュージックは個人の恋愛や日常の風景、内面的な感情をテーマにしました。
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洗練されたアレンジ: アコースティックギター1本というスタイルから、ピアノ、ストリングス、エレキギターなどを贅沢に使い、洋楽のような洗練されたサウンド(ロックやポップス)を取り入れました。
シンガーソングライターの台頭
それまでの「歌謡曲」は、作詞家・作曲家・歌手が分かれているのが一般的でしたが、ニューミュージックでは「自分で作り、自分で歌う」スタイルが当たり前になりました。
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自己表現の重視: アーティスト自身の生き方や価値観が楽曲に強く反映され、若者たちから絶大な共感を得ました。
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タイアップの先駆け: ドラマの主題歌や化粧品のCMソングとして使われ、そこから爆発的なヒットが生まれるという「J-POP」に繋がるビジネスモデルの原型が作られた時代でもあります。
ニューミュージックは、フォークの叙情性と洋楽の都会的なエッセンスを融合させ、アーティストが個人的な心情を歌うことで、後のJ-POPにつながる重要な役割を果たしました。
以下、ニューミュージックジャンルのアーティスト一覧です。