ヘヴィメタル(Heavy Metal)は、ハードロックをさらに力強く、重く、攻撃的に進化させ、様式美やテクニックを極限まで追求した音楽です。
誕生の歴史
1960年代末から70年代初頭のイギリスで、ハードロックをより重厚でダークな雰囲気へと進化させたブラック・サバス(Black Sabbath)などがその起源とされています。
1980年代には「NWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)」というムーブメントが起こり、アイアン・メイデンなどがより速く洗練された現代的なメタルの形を確立しました。
主な特徴
ヘヴィメタルは、ハードロックよりも「硬質」で「劇的」な表現を好みます。
-
歪みの強さと重低音: ギターの音はさらに深く歪まされ、ベースやドラムと一体となって「音の壁」のような重圧感を作ります。
-
刻みのリズム(リフ): 弦を手のひらで押さえて弾く「ブリッジミュート」を多用した、ザクザクとした規則正しいリズムが特徴です。
-
超絶技巧: 驚異的な速弾きギターソロや、2台のバスドラム(ツーバス)を連打する高速ドラミングなど、高い演奏技術が重視されます。
-
様式美と世界観: 神話、ファンタジー、ホラー、社会批判など、非日常的で壮大なテーマを歌うことが多く、ステージ演出も演劇的で派手なものが好まれます。
ハードロックとヘヴィメタルの違い
HR/HMとまとめて表記されることがありますが、以下の傾向で見分けられます。
-
ハードロック: ブルース由来の「ハネるリズム」があり、どこか踊れるような軽快さやグルーヴが残っている。
-
ヘヴィメタル: ブルースの要素を削ぎ落とし、より機械的・金属的で「直線的」なリズムを重視する。
以下、日本のヘヴィメタルアーティスト一覧です。