ブリットポップ

ブリットポップ(Britpop)は、1990年代半ばにイギリスで巻き起こった、イギリス特有の文化や生活を肯定し、キャッチーなメロディを追求したギターロックの大ブームです。

誕生の背景

1990年代初頭、世界の音楽シーンはアメリカ発の「グランジ(ニルヴァーナなど)」という、暗く内省的な音楽に支配されていました。

これに対し、イギリスの若者たちが「アメリカの真似はやめて、僕らイギリス人の大好きなポップで明るいロックを取り戻そう!」と立ち上がったのがブリットポップの始まりです。

主な特徴

ブリットポップは、音楽性だけでなく「英国らしさ(Britishness)」への強いこだわりが特徴です。

  • 60〜70年代英国ロックへの回帰: ビートルズ、ザ・フー、キンクス、ザ・スミスといった、イギリスの偉大なバンドたちの伝統を受け継いだメロディアスなサウンド。

  • 等身大のイギリス: 労働者階級の日常、パブの風景、サッカー、若者の遊びなど、イギリス特有のライフスタイルを歌詞に投影しました。

  • ポップで明快: グランジの陰鬱さとは対照的に、カラフルで、ライブで皆で大合唱できるようなポジティブな楽曲が多いです。

  • メディアとの結びつき: 音楽誌だけでなくファッション誌や政治の世界までも巻き込み、英国の文化的再興を意味する「クール・ブリタニア」という言葉とともに社会現象になりました。

「ブリットポップの戦い」とその後

1995年8月、ブラーの「Country House」とオアシスの「Roll With It」というシングルの発売日が重なり、どちらが1位を獲るかという「Battle of Britpop」が勃発しました。

ニュース番組でも取り上げられるほどの騒動となり、この時期がムーブメントの頂点とされています。やがて1990年代後半になるとブームは収束しました。

その後、コールドプレイやアークティック・モンキーズといった2000年代以降の英国バンドに、「歌としての質の高さ」や「英国的な誇り」は受け継がれています。


以下、ブリットポップジャンルの楽曲を持つ日本のアーティスト一覧です。

1990年代

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