「レゲエ(Reggae)」は、1960年代後半にカリブ海の島国ジャマイカで生まれた音楽ジャンルです。
アメリカのR&Bやジャズの影響を受けつつ、ジャマイカ独自の「スカ」や「ロックステディ」というジャンルを経て進化しました。
単なる音楽としてだけでなく、ジャマイカの宗教的・思想的運動である「ラスタファリ運動」や、社会への抗議メッセージと深く結びついて発展したのが大きな特徴です。
主な特徴
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裏打ちのリズム: ギターやキーボードが2拍目と4拍目にアクセントを置く「チャッ、チャッ」という独特のリズムが最大の特徴です。
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強力なベースライン: 重低音を強調した、うねるようなベースが楽曲の主役となります。
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ワン・ドロップ: ドラムが1拍目を抜かし、3拍目に強いアクセントを置く特有のビートパターンです。
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メッセージ性: 愛や平和だけでなく、貧困、人種差別、抑圧に対するメッセージが歌われることが多いです。
代表的なサブジャンル
レゲエの中にも、雰囲気や時代によっていくつかのスタイルがあります。
| ジャンル | 特徴 | 代表アーティスト |
| ルーツ・レゲエ | 社会的なメッセージや信仰心が強い、最も伝統的なスタイル。 | ボブ・マーリー |
| ダンスホール | 1980年代以降に主流となった、踊るためのエネルギッシュなスタイル。 | ショーン・ポール |
| ラヴァーズ・ロック | 恋愛をテーマにした、甘く穏やかでメロウなスタイル。 | ジャネット・ケイ |
| ダブ (Dub) | 楽曲をリミックスし、エコーやリバーブを多用した実験的なインスト音楽。 | キング・タビー |
日本では「ジャパレゲ」として独自のシーンを築いており、湘南乃風や三木道三などが広く知られています。